東京都内に住む50代の男性は23日昼すぎ、地下鉄桜田門駅で降り、東京地裁へ向かった。一昨年夏に購入した東京・晴海のマンション群「晴海フラッグ」を巡る民事調停に臨むためだ。
東京湾が見え、遮るものがない景色が魅力だった。入居は東京五輪・パラリンピックの選手村として使われた後の2023年3月とかなり先だが、その分安く買えると割り切った。だが、大会の延期で引き渡しは1年程度遅れ、賃貸物件で暮らす男性は家賃が余分に生じることになった。
男性は延期決定後、説明会の…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル